パプアの魅力Summary of Papua
アセアニア区分になるニューギニア島の西半分がインドネシア領のパプア州。手つかずの自然が残り、昔の風習が今なお息づくエリア。原住民はオーストラリアの原住民アボリジニーに等しく、1938年アメリカの探検家アーチボルトが飛行機で発見した20世紀の奇跡とされるパプアの中部。その山間部にあるワメナでは、裸族でコテカと呼ばれるヒョウタンの果実を刳り貫いて作られた男性の急所に装着するペニスカップなど、現代文明から取り残されたようにも見られ、最近まで部族間との争いで、首狩りや人食いが行われてたともされる。
ダチョウの仲間で飛べないヒクイドリを始め、天敵が少なかったからメスに対して魅力的に進化し性淘汰されて、美しくなったゴクラクチョウやキノボリカンガルー等。不思議な生き物が生息するが、一方で原油、天然ガス、ウラニウムに金など鉱物資源が豊富なことで、現在急激な開発により原生林が失われ、固有で土着の風習も物凄い勢いで経済の波に飲み込まれている。街は普段着で過ごすパプア人が多くみられるようになった今だからこそ、本来の魅力満載のパプアと現実をあなたの目で見てもらいたい。
【個人的にパプアのお勧め!】
1.ワメナ
バリエム渓谷に位置し、実際1938年まで西洋文化が無かった原始的な風習のある部族の集落が点在する。
2. ラジャアンパット
ダイビングの聖地として有名なラジャアンパットの島々は海中ももちろん、カルスト地形が織りなす絶景、ゴクラクチョウといったここにしかいない鳥など、魅力がいっぱい。
観光客が集わないごく普通で日常な所こそ、その土地本来のカラーが見える気がします。僕らは彼らからしたら外来生物のようなものです。僕らが立ち寄ることで、何かわかりませんが、今まであったその土地にあるバランスを崩してしまいかねません。
そこで守ってもらいたいことが幾つかあります
他にも記述しなければいけない約束事は考えれば山のようにありますが、自分で考え行動しながら、一緒に冒険できる そんな企画を目指したいと思います。
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