サイのようなカスク(角)がくちばしの上にのっているのが特徴の鳥。オスのカスクは見事な赤色でメスは黄色。大きなくちばしは黄色で、目の周りから喉ぼとけにかけて鮮やかな青。アカコブサイチョウの派手さは見事ですね。
アジア中心に59種類が分布していて、体長は1m以上で、翼を広げれば1.5mと大きく、バサッバサっと風を切る羽音は大迫力。カスク(角)は空洞でハチの巣状になっていて、鳴き声を増幅させる働きがある。遠くまで響き渡る怪獣のような大きな鳴き声は正に恐竜をイメージできる鳥です。この大きくド派手なアカコブサイチョウが息づく森に直接足を運び、生で見て貰いたいものです。
分類: | サイチョウ亜目 サイチョウ科 ナナミゾサイチョウ属 |
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学名: | Aceros cassidix |
英名: | Knobbed Hornbill |
分布: | インドネシア・スラウェシ島を中心とする周辺の島々に生息する固有種 |
体長: | 体長約1m 翼長1.5m |
体重: | |
食性: | イチジクなど木の実や、昆虫、トカゲなど小動物等 |
サイチョウは鳥類では珍しい一夫一婦です。天敵から身を守るために樹の洞穴を巣にします。メスが産卵したときに、洞穴を糞や泥でふさぎ、メスのくちばしが出し入れできるだけの隙間を残します。オスは餌を探し、メスのためにルームサービス。子育てを終えても、寄り添い仲睦まじい。
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【スラウェシ島】トラジャ族生死の宇宙観、シーラカンスと手乗りサル探しの旅
観光客が集わないごく普通で日常な所こそ、その土地本来のカラーが見える気がします。僕らは彼らからしたら外来生物のようなものです。僕らが立ち寄ることで、何かわかりませんが、今まであったその土地にあるバランスを崩してしまいかねません。
そこで守ってもらいたいことが幾つかあります
他にも記述しなければいけない約束事は考えれば山のようにありますが、自分で考え行動しながら、一緒に冒険できる そんな企画を目指したいと思います。
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