インドネシア語でバビは豚、ルサは鹿。豚鹿という意味を持つバビルサは4つの牙が印象的で面白い動物です。ミネラルが豊富な源泉が湧き出る溜まり場に、僕は隠れ場所で待つこと10分。何組かメスが子を連れて水を飲んでると、颯爽と4つの牙を持つオスがやってきて、彼らを追い出す姿が勇ましかったです。ただ僕一人がじっとカメラを構えて、遠くにいるバビルサの写真を撮ってたのですが、いつこっちに向かって襲ってくるか?本当に大迫力な出会いでした。
分類: | 猪豚亜目 イノシシ科 バビルサ属 |
---|---|
学名: | Babyrousa babyrussa |
英名: | Babiroussa |
分布 : | インドネシア、スラウェシ島と周辺の島々 |
体長: | オス 体長1m弱 60~100kg |
食性: | 雑食性で、時に有毒性のパンギノキを食し、温泉にある特有の解毒作用が入ってる水や泥を食べて中和させている。 |
4つの牙が印象的。2つの牙は上顎の犬歯が急に湾曲して、肉を突き抜け目の前に出てくることで、自分の死を見つめる動物とされています。本当に亡くなるかは定かでない。メスに対してのアピールまたは喧嘩して牙を折ったりして自分の縄張りを確保するためではないか?とされている。
この子に会いたい方はこのプログラムへ
【スラウェシ島】トラジャ族生死の宇宙観、シーラカンスと手乗りサル探しの旅
観光客が集わないごく普通で日常な所こそ、その土地本来のカラーが見える気がします。僕らは彼らからしたら外来生物のようなものです。僕らが立ち寄ることで、何かわかりませんが、今まであったその土地にあるバランスを崩してしまいかねません。
そこで守ってもらいたいことが幾つかあります
他にも記述しなければいけない約束事は考えれば山のようにありますが、自分で考え行動しながら、一緒に冒険できる そんな企画を目指したいと思います。
© OJI EXPLORER All Rights Reserved.