2019.08.07OJI
前回に引き続きオーストラリアに近いインドネシア・ティモール島の旅の続きです。
初日は地底湖のクリスタル洞窟の透明度と水の美しさ驚き、今回は2日目の旅の模様をアップ
オブスさんが僕のために新品バイクを用意してくれ、島中央部にある昔の生活をする村へツーリング
出発時、やるき満々の僕に対し後方のオブスさん「オジマはヘルメットは被らん?」のシーン
彼は普段市場で香辛料を売るのを生業としているので今回僕との旅は完全な専門外。 僕はネットで到着時間をイメージしたけど、彼はネットをはなから信用せず初めて行く土地でさえ人に聞きまくり目的地へ行く気だ。 彼曰く今回は主要道路から裏道を駆使して、内陸部だけでなく海岸線を走り、快適克短時間で目的地へ着けるよう考えてくれてる心強い助っ人と旅が始まった!
ティモール島の街並みを越え、
何度も森を抜ける 今は乾季で雲一つなく快晴で気持ちが良い
久々に水の流れる川を横切った辺りで休憩。
どこからともなく水とスナックを持ってきた売り子が表れ、
水と落花生と黒砂糖で出来た地元菓子を頂いた。
甘過ぎず疲れてた身体に程良い栄養補給が出来た
途中昼飯を挟み、南の海岸線に出られ爽快にツーリング 予想してなかった分、尚更大感動!
だけど、3時間半ほど走った頃から雲行きが怪しくなってきた。
アスファルトから舗装されてない道?に変わり、急勾配の上り坂をスクーターで駆け上がることになった。
オブスが言ってた裏道はここのことだったらしい。 いくら何でもスクーターで悪路を駆け抜けるのは至難の業で、何度も新品バイクの底をガンガン当てまくり、
下り坂では左右両足を地に付け滑り転ばぬよう注意を払って走る。 半分以上遊び道具を積んだバックが振動で肩を軋ませ、おけつが悲鳴を上げ、分岐路で人に道を尋ねて休憩を繰り返す。
外からの人が相当珍しいのだろう 子供が大声&笑顔で挨拶してくれ、交わす度に気持ちが和む。
6時間以上走り遂に目的地ボティ村に到着。
ご先祖を崇拝する独特の風習を信仰し、農業や綿花を栽培して素敵な織物を作る村。
村長に会い、インドネシア語の半分も分からぬ僕に興味深い村の話を理解が出来るよう話してくれ、
この村で受け継がれる勝利の舞を見せてくれた。
その後日没まで時間が余ってたので、宿に向かう途中にあるノネ要塞に立ち寄った。
10世代目の子孫がこの要塞を管理しており、昔は絶えず村同士の争いがあったらしい。 岩壁で囲まれ容易に敵が入れない自然の要塞で、今は無いが敵が来た場合の備えに、
要塞内の儀式を話してくれた。
子孫を残すため、生き残るために殺しあうのは生物そのものの本能なのか?
みんな争いごと無く平和に生きたいと思うはず。 武器の使い方や、昔敵に焼かれた跡地を見せられながら考えたけど、文明が発展した今も昔と変わらずどこかで争っている。 本当に難題 生き物の本能だけで肩付けたく無いけど、何か解決策を見つけたいよね。
日没後、島中央部ソエ村で宿を探し一泊することに。 山間部で最低気温14度。 部屋のホットシャワーがなかった分ジャンバーを持ち込んで良かったと本当に実感。
ティモール有名料理のスモークポークのバビソイと豆スープをがっつり頂き体を温めて就寝
こうして長い一日が終了。
次の日につづく・・・
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観光客が集わないごく普通で日常な所こそ、その土地本来のカラーが見える気がします。僕らは彼らからしたら外来生物のようなものです。僕らが立ち寄ることで、何かわかりませんが、今まであったその土地にあるバランスを崩してしまいかねません。
そこで守ってもらいたいことが幾つかあります
他にも記述しなければいけない約束事は考えれば山のようにありますが、自分で考え行動しながら、一緒に冒険できる そんな企画を目指したいと思います。
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